8月も中盤、立秋を迎え暦の上では秋ですが、厳しい暑さが続いています。
みなさま、お元気でいらっしゃいますか。
例年であれば8月と言えば夏休み、帰省やご旅行、夏のイベントが真っ盛りのシーズンですが、今年はコロナウイルスの影響で未だ自粛ムードが続いています。暑さとコロナ対策の両方に注意を払いながらのお盆を迎えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 連日発表されるコロナウイルス感染者の数に不安が尽きませんが、健康管理、衛生管理など、これからも「私たち、1人ひとりができること」を確実に行っていきたいですね。
暑い時期のマスク着用は、息苦しいだけでなく、心拍数や呼吸数・体感温度の上昇など、体に負担がかかることがあり、熱中症のリスクが高まるとも言われています。「冷感マスク」なども多く出ているようですが、私はマスク着用の際にDIYの「ペパーミントオイル スプレー」を使用しています。さわやかな香りにつつまれ、身体がクールダウンします。
みなさんも、ミントの香りを嗅ぐだけで、スーっと涼しさを感じた経験、ありますよね。
この感覚(冷感)は、ミントの主成分である「メントール」が引き起こすと言われていますが、メントール自体に温度を下げる効果はありません。ミントに触れても、もちろん特に冷たいわけではありません。では、なぜ私たちは「冷たい」と感じるのでしょうか。
そのメカニズムはというと、私たちの体内にある低温を感じる取る神経、冷感受容体(冷感センサー)が関係しています。
この受容体が刺激を受けて活性化すると「冷たい」という情報が脳に伝えられ脳は「冷たい」と感じます。また、この受容体は実際に冷たいものに触れたときだけでなく、メントールでも活性化することが証明されています。つまり、私たちはメントールによって冷感を感じますが実際に体温が下がっているわけではなく、この受容体の特性によって「体温が下がったように感じている」ということなんですね。そのため、メントールの成分を含むもの(ペパーミント)を食べたり、飲んだり、嗅いだりすると、私たちの脳は「冷たい」を錯覚し、冷たいものに触れたのと似たような感覚を得られるわけです。また、「ペパーミントの香りには、私たちの体感温度を4℃下げる効果がある」という実験結果も公開されています。とても興味深いしくみですね。
マスク着用時だけでなく、自宅やオフィスでもペパーミントオイルを有効に使って、この猛暑を少しでも涼しく乗り切りたいと思います。
8月22日(土)には会員の皆さま限定のドクターセミナーを開催します。
前回に続き、東京農工大学農学部附属 硬蛋白質利用研究施設 教授、野村義宏先生からコラーゲンについて、そして天然物化学、生理活性細胞生化学、細胞工学の第一人者である禹 済泰(ウ・ゼテ)博士(医学/農学)が最先端のエイジングケア成分「幹細胞」についてレクチャーをしてくださいます。みなさま、ぜひご参加ください。
まだまだ暑さが続きます。コロナ対策、熱中症対策はもちろん、栄養と休養を十分とり、夏バテ対策をしっかり行っていきましょう!
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