ヤング・リヴィングでは毎月売上記録を塗り替えているため、今年輝かしい躍進が期待できます。当社が飛躍することができたのは、「希望」と「チャンス」というメッセージを世界に届ける会員の皆さまの努力の賜物と心より感謝しています。皆さまの成功こそが私たちの励みです。世界中のヤング・リヴィングスタッフも、皆さまとともに大いなる躍進を祝しています。
私は起業当初から、ヤング・リヴィングのビジネス基盤は今も将来も農場であることを悟っていました。当社が収穫できる作物の幅を広げるのにふさわしい良い土地はないかと常に目を光らせています。世界中のどこでも土地は入手できますが、立地や気候、土壌の健全性、水の供給、人員の確保、そして建設や運営を監督する人材等の全てを、私自身が確認しなくてはなりません。土地の購入は、さまざまな基準に照らして判断する必要があるのです。
多くの方がユタ州タビオナにあるスカイライダー野生農牧場をご存じのことと思います。訪れた方もおられることでしょう。この農場で私は、過去3年間にわたり実験を繰り返し、最適な作物を探してきました。結果、アインコーンの発育が優れていることを突き止めました。すでに400トンを超える収穫があり、加工されるのを待っています。
今までは残念ながら、この栄養たっぷりな穀物の外皮を取り除ける製粉所が近くにありませんでした。今年さらに追加で300エーカー(東京ドーム26個分)作付けし収穫する予定のため、自前の製粉所を近隣に建てる必要がありました。幸い土地を確保でき、設備の購入および輸入の手配が終わり、整地も済んで、準備はほぼ整っています。現在フランスから私たちのパートナーがタビオナを訪れており、彼らの助けを借りて今月中に着工したいと考えています。
先週私たちはユタ州知事と面会し、タビオナの開発計画を話し合いました。ハーバート知事は最近、ユタ州の田園地帯の経済開発計画を発表しており、そうした地域では過去ほとんどなかった雇用とビジネス・チャンスをこれから生み出そうとしています。今のところ、知事の計画の実現に向けて本格的な規模のプランを提出している企業はヤング・リヴィングだけです。知事は、ヤング・リヴィングとその成長、そしてコミュニティの一員であろうとする取り組み、他の牧場や農場の経営者支援のためのアイデアや、農業に関する専門知識の提供を願う私たちの姿勢を大歓迎してくれました。私たちは収益性の高い作物を探している農場経営者に、アインコーンを栽培してもらうことを考えています。渓谷の中心部に新たに製粉所を建設するので、収穫した穀物の製粉所へのスムーズな運搬も実現することでしょう。アインコーンは風味豊富なうえに、他の種と交配していない世界に残された唯一の穀物であり、その極めて貴重な価値を世界中の人々が知るようになれば、私たちは常に栽培面積の拡大という課題に直面することになるでしょう。
ここ数年の間、アインコーンと交配された小麦の違い、グルテンとグルテンフリーの食品などについて私がお話しするのをお聴きになったことがある方も多いでしょう。そうした話題は『Ancient Einkorn: Today’s Staff of Life』(日本未発売:英語)に書きましたので、ぜひこの本を読み、または読み直してもっと広く知っていただきたいと思います。
今後研究が進むにつれて、多糖類などの栄養を含むアインコーンが、栄養面できわめて大きい恩恵を秘めていることがさらに明らかになっていくことでしょう。そして、アインコーンは現在入手可能な最も優れた穀物のひとつになると私は考えています。遺伝子組み換え小麦や人工的交配による小麦とは一線を画す穀物なのです。
純粋さと健全性に対する皆さんの変わらぬ取り組みに、また2018年の本格的な歩みのなかで、周りの人々に手を差し伸べてくださることに、重ねて感謝の意を表します。
大切なみなさまへ。
D.ゲリー・ヤング
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