【コンプラ知恵袋】
クレジットカードは手元の財布に現金がなくても、商品購入やレストランでの支払い、またオンライン決済などができます。
最近はサインレスや暗証番号入力だけで支払いが済む店舗が増え、便宜性も上がっています。
便利な一方で、夫名義のカードを利用して妻が支払いをする行為なども抵抗なく行っているかもしれません。
しかし、カード名義人以外の利用は、たとえ家族であってもクレジット会社との契約違反になります。
今月はクレジットカード利用上の知識を深めたいと思います。
クレジットカードの名義人がお店でカードを利用した場合、クレジット会社はお店に商品代金を立て替えて支払い、後日にカード名義人の口座から商品代金を引き落とします。このシステムは信用が基本になっており、もしカード名義人以外の第三者がカードを利用した場合にクレジット会社は名義人の口座から代金を引き落とせない恐れがあります。カード保有者の信用が毀損された場合、クレジット会社はカードの利用停止や強制解約をすることがあります。悪質で常習的であると判断されたときは詐欺罪に問われることがあります。
クレジットカードの「名義人」とは、クレジットカードを申し込み、カード会社の審査を通過し、使用権利者として名前が登録されている人を指します。
カードにローマ字で氏名が刻印されていることが多いので、カードを見れば名義人が誰かわかる仕組みです。また、カードの裏面にはサインを署名しておくことが大切です。
クレジットカード利用の基本は、カード名義人と利用者が一致していなければならないことです。
以下の例で説明します。
すでに説明したようにカード名義人でない人がカードを利用することはできません。
グループ会員のカードや、配偶者や兄弟姉妹のカードは、たとえ名義人が利用を了解した場合であっても利用することはできません。
自分名義のクレジットカードを他人に貸与し、万一不正利用に発展しても補償の対象にならないので注意が必要です。
また、名義人である会員がグループ会員の購入した製品代金支払いにクレジットカードを利用することはヤング・リビングの会社規約(概要書面規則9-5「ボーナス購入禁止」*)に違反する恐れがあります。
*ボーナスを不正に得ること等を目的に相手の同意もなく登録させたり、代理で製品購入または支払いをしてはならない。
クレジットカードを使用する際は名義人と利用者が同じでなくてはなりません。
たとえ家族であっても名義人と違う人がカードを使った場合はカードの利用停止、契約解除に繋がることがあります。
最近では、バーコード決済、電子マネー、プリペイド決済など支払い方法が多様化しています。
ヤング・リビングでもクレジットカード、代金引換の他、Paypal決済が可能です。
ただし、クレジットカードに紐づけされますので名義人の信用が基本です。
クレジットカード同様、Paypalを第三者に貸与してはならないし、名義人の会員がグループ会員の購入した製品代金支払いに利用することはヤング・リビング規約に違反しますので注意してください。