【コンプラ知恵袋】
店頭販売
ヤング・リヴィングはゲリー・ヤングが丹精をこめて開発したエッセンシャルオイルの優れた品質と特徴を多くの方にお伝えすることを使命としています。また、製品の特長を人から人に直接お伝えすることを基本にすることによって消費者に製品の良さを十分に理解していただけると考え、ヤング・リヴィングのすべての海外市場において、会員がネットオークションや店頭で販売することを禁止しています。
今月は、店頭販売に関する規約について、その背景と内容をご説明します。
店頭販売とは
不特定多数のお客様を対象に店舗、展示会、ネットオークション、ネットショップ、チラシなどを利用して製品を販売することは店頭販売に該当します。店頭販売は消費者が自分の意思で自由に購入を決められるところが良い点ですが、一方、製品に関するお得な情報を得ることが難しいところが欠点となります。
店頭販売が禁止される理由
ヤング・リヴィングが店頭販売を禁止する背景にはいくつか理由があります。
- 情報の伝達が不十分
- お客様が店舗で商品の購入を決めるに要する時間は、いろいろ質問してもせいぜい5~10分程度で、自分が知りたい価格などの情報しか関心がありません(化粧品の場合はもう少し長いかもしれません)。
ネットで購入するときはもっと短く、掲載されている製品説明を見て購入しますので質問することが少なく、即時注文するケースが大半と思われます。
ヤング・リヴィングのエッセンシャルオイルには価格に見合った製品価値があります。種から育成する有機農場栽培、高度な抽出方法、品質管理、優れた製品特徴、有益な使用方法などの情報提供、さらに、会員による製品の質問・疑問の解決とアフターフォローのサービスは店頭販売では不可能です。さらに、ヤング・リヴィングの製品を販売し紹介する活動によってコミッションが得られるチャンスがあることを店頭で説明することはまず不可能と思われるからです。
- お客様が店舗で商品の購入を決めるに要する時間は、いろいろ質問してもせいぜい5~10分程度で、自分が知りたい価格などの情報しか関心がありません(化粧品の場合はもう少し長いかもしれません)。
- 保管状況が不安
- ヤング・リヴィングへ製品を注文すると製品は直接に保管倉庫からお客様にお届けされます。保管倉庫は温度、湿度、直射日光、清浄な空間など、品質保持に必要な最適の環境にコントロールされた場所であり、使用期限も十分ある製品が出荷されています。一方、ネット・ショップやネット・オークションなどの店頭販売では出品者の製品保管状況は不明であり、ヤング・リヴィングが製品の品質を保証できないケースがあります。また、使用済みの化粧品扱いのエッセンシャルオイルが出品されることがありますが、薬機法では化粧品は小分けしてはならないと定めていますので使用済み化粧品を販売することは法律違反になる恐れがあります。
ヤング・リヴィングは消費者に製品の品質を保証しますので保管方法に不安のある販売方法は認めていません。
- ヤング・リヴィングへ製品を注文すると製品は直接に保管倉庫からお客様にお届けされます。保管倉庫は温度、湿度、直射日光、清浄な空間など、品質保持に必要な最適の環境にコントロールされた場所であり、使用期限も十分ある製品が出荷されています。一方、ネット・ショップやネット・オークションなどの店頭販売では出品者の製品保管状況は不明であり、ヤング・リヴィングが製品の品質を保証できないケースがあります。また、使用済みの化粧品扱いのエッセンシャルオイルが出品されることがありますが、薬機法では化粧品は小分けしてはならないと定めていますので使用済み化粧品を販売することは法律違反になる恐れがあります。
- 返品ができない
- ヤング・リヴィングにはクーリングオフや返品既定が定められており、万一、お客様が購入した製品が気に入らなかった場合に返品できるよう制度を整えています。
しかし、店頭販売で消費者が製品を購入した場合、返品は販売者が定める返品方法に従う必要があり、ヤング・リヴィングのクーリングオフや返品既定は適用されず、場合によって返品できないということが起こります。消費者保護の観点から返品できない状況は避けなければならないからです。
最後に
訪問販売取引では使用済み化粧品はクーリングオフの対象外になっていますが、ヤング・リヴィングは連鎖販売取引を行うものとして使用済み化粧品であってもクーリングオフの対象とされています。同じく、3000円未満の商品も訪問販売取引では対象外ですが、ヤング・リヴィングの場合、対象となっています。
クーリングオフには理由が必要でなくお客様の意思次第といえますので、お客様に満足していただける勧誘方法であればクーリングオフのケースは少なくなると思われます。特商法を遵守する以前に、自分の都合より相手の立場に立って話を進めることを基本にしていくことが大切と思われます。