【コンプラ知恵袋】
個人輸入の規則について
ヤング・リビングでは会員は日本で発売されていない製品を個人使用を目的に本社から輸入することができます。
個人輸入は一般輸入と比べ関税などの優遇措置がありますが、輸入した製品を販売してはならないと法律で定められています。
今月は個人輸入に関する規則について再確認しましょう。
化粧品を個人輸入する場合の流れ
- 化粧品の個人輸入
- 薬機法により医薬品・医薬部外品・化粧品・医療機器を業として輸入販売する際は、厚生労働大臣の製造販売業許可が必要です。
- 「個人が自分で使用するために輸入する場合」は、製造販売業許可を受けなくても規定の範囲内であれば輸入することができます。※税関は化粧品の個人輸入の規定範囲は24個以内と定めていますが、会員はヤング・リビングが定めるガイドラインにも従う必要があります。
- 個人輸入の関税優遇とは
- 関税の税率は商品ごとに細かく定められています。
関税を算出する場合、課税対象となる価格(課税対象価格)が基準になり、一般輸入と個人輸入とで課税対象価格の算出方法が異なります。 - 一般輸入の場合、課税対象金額は海外の通販会社や小売店から購入する小売り金額と運送費・保険料を合計した金額に対して、関税がかかります。
個人輸入の場合は小売価格の60%と優遇されています。 - (例)小売価格1000ドル、運送費・保険料100ドル、関税10%と仮定した場合
- 一般輸入の場合は課税対象価格が1,100ドルで関税は110ドル
- 個人輸入の場合は課税対象価格が1,000ドルx0.6で関税は60ドル
- 化粧品輸入の関税と消費税について
- 化粧品の輸入には関税はかかりませんが課税対象価格が10,000円以上の場合、消費税10%がかかります。
ヤング・リビングでの個人輸入について
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- NFR(再販禁止)製品購入のガイドライン
- 日本の会員は、ヤング・リビング・ジャパンが発売していないNFR(再販禁止)製品を購入できます。
NFR製品を購入する際は、以下に注意してください。 -
- NFR製品の購入は注文した会員による個人輸入とみなされるため、NFR製品を注文する会員は自国の輸入および税関にかかる法規等を理解する責任があります。ヤング・リビングは、当該法規等への違反に関連するいかなる罰則についても責任を負いません。
- 会員は、NFR製品をヤング・リビングの定める限度内(3か月使用分以内)までご注文いただけます。NFR製品の用途は、注文を行う会員及び同居する家族の個人的な使用目的に限るものとします。
- 会員は、購入した製品を再販することはできません。
- 店頭、ウェブサイト、ソーシャルメディアにNFR製品またはNFR製品の画像を宣伝目的で表示はできません。
- 他人の分をまとめて注文し届いた製品を小分けすることは再販とみなされるため認められません。
- 本社訪問や海外イベントに参加した際に購入したNFR製品を日本に持ち帰る場合このガイドラインに従う必要があります。
- 販売促進を目的にサンプル(有償・無償に関係なく)として提供することは認められません。ただし、お土産やプレゼントであれば問題ありません。
- 日本で販売されている製品をNFR製品として購入することはできません。
- 以上のほか NFR製品の購入に関するガイドラインはバーチャルオフィスでご確認いただけます。
最後に
- 海外のネットショップや小売店の商品情報を得て、気に入れば日本に居ながら簡単に商品を輸入できる便利な時代です。
日本で個人使用目的に輸入する場合は関税が優遇されますが、輸入した製品を他人に販売できません。
ヤング・リビングでも日本で販売されていない製品を本社から個人輸入することはできますが、その製品類は個人使用に限定していただくようお願いします。
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