アメリカ、アイダホ州ネープルズにあるハイランドフラット農場は、「ウィンター・ハーベスト」や「スプ リング・プランティング」が開催され、参加者が「Seed to Seal」のプロセスを直接体験すること ができる、ヤング・リヴィングでも馴染みのある農場の一つです。
アメリカ、アイダホ州ネープルズにあるハイランドフラット農場は、「ウィンター・ハーベスト」や「スプリング・プランティング」が開催され、参加者が「Seed to Seal」のプロセスを直接体験することができる、ヤング・リヴィングでも馴染みのある農場の一つです。アメリカ国内でも自然が損なわれていない地域として有名で、美しい針葉樹が特徴的なこの農場では、アイダホグランドファーやアイダホブルースプルース、ホワイトファーが栽培されています。
ハイランドフラット森林農場には、世界でも最先端の蒸留施設があります。ゲリーが直接ユタで購入したボイラーは全てコンピューターでシステムが制御され、給水量等を確認することができます。
また、シーズン毎に巨大な浄水システムを使って水のミネラル成分を取り除き、機器の両サイドを開けてチューブを洗浄しています。
ゲリーがボイラーを購入した際、購入先では「故障を防ぐために水を化学処理するように」と言われましたが、ゲリーは断固としてその方法を避けました。
ボイラーの洗浄には高額な費用がかかります。しかしゲリーのこうしたこだわりが、高品質な製品を生み出す「Seed to Seal」に繋がるのです。
1999年、「タンジー」を探して北アイダホをドライブ中だったゲリーとメアリーは、クリスマスツリー農場で伐採された木が燃やされている場に立ち寄り、その香りに感動しました。
その木からエッセンシャルオイルを蒸留したいと考えたゲリーは地主と直接話し合い、土地を更地にすることと引きかえに木を譲り受けることになったのです。
それらの木から最初に蒸留されたのが「バルサムファー(現:グランドファー)」です。
以前は「アイダホバルサムファー」として親しまれていましたが、今年、成分はそのままに「アイダホグランドファー」に名称を変更しました。
グランドファーの木は、アメリカの太平洋岸北西部に自生しており、先住民族は何世紀にもわたって「深い呼吸」と健康のために使用してきたと言われています。
クリスマスツリーを連想させるような香りは、これからの季節にぴったりのオイルです。