ヤング・リヴィング基金

ホープ・フォー・ジャスティス

ホープ・フォー・ジャスティス

ホープ・フォー・ジャスティスは、現在も残る人身売買や奴隷制の根絶をゴールとした長期的な改革を目指す世界的な活動です。
ヤング・リヴィング基金は、「ライド・フォー・アリーズン」の活動や2018年グランド・コンベンションを通じて、アフリカの奴隷制度撲滅を目指しで活動を続ける「ホープ・フォー・ジャスティス」に100万ドルを寄付することができました。 皆さまからの寄付は、その100%が活動資金として着実に活かされています。理不尽な搾取によって犠牲となる子供達を救済し、人生を立て直す支援をするとともに、社会自体を改革することによって現代の奴隷制を終焉させるために全力を注ぐ非営利団体、「ホープ・フォー・ジャスティス」を支援することにつながっているのです。
「ゲリー・ヤングは、人々の生活に良い変化を起こせるようにとその人生を捧げました。ゲリーをはじめ、彼が設立したヤング・リヴィング基金や温かい手を差し伸べてくださる会員の皆さまによって、支援の届きにくい困窮したコミュニティに希望を与えることができるのです」とヤング・リビング社長兼COOであるジェレッド・ターナーは話します。「自分達だけでは到底かなえることのできない100万ドルという支援を「ライド・フォー・アリーズン」の活動を通じて叶えることに成功したスコットとブレンダにも心から感謝します。」
ウガンダからスタートした基金は、トラウマ等の精神的なケアや医療サービス、教育や職業訓練支援、カウンセリング、セラピー、救出された子供たちの安全な避難所を提供する3つの「ホープ・フォー・ジャスティス」へと成長し、家族の暮らしを取り戻すためのライトハウスとして活動を続けています。 各ライトハウスでは、人身売買の現場から救出された150〜200人の子供たちに必要な支援と安全を提供しています。またウガンダでは、救助された子どもや困窮した家族に対する福祉活動、カウンセリング、児童保護教育、フォローアップサポート等、自立した生活ができるよう様々なサポートを行っています。 ヤング・リヴィング基金は、世界中で日々奮闘する8つの「ホープ・フォー・ジャスティス・ライトハウス」を支援し続ける予定です。

「人身売買は世界で最も壊滅的な社会問題の1つであり、未だ2490万人を超える奴隷のうち、半数以上が女性もしくは女の子です。」グレッグ・ラーセン(ヤング・リヴィング基金) 。 「ホープ・フォー・ジャスティスのような素晴らしい活動を日々行っている組織とパートナーシップを結び、世界中に長期的な変化を与え続けていくチャンスがあることを嬉しく思います。」

基金では「ホープ・フォー・ジャスティス」とのパートナーシップを通じ、アフリカでの活動に加えてカンボジアにおける「シャイン・キャリア・スクール」を支援しています。 「シャイン・キャリア・スクール」では、人身売買から救済された少女たちに、勉強に適した環境と高等学校の教育を提供しています。 2017年には、60名の少女たちに9,712時間にもおよぶ職業訓練を提供しています。またカンボジアの「ライトハウス・アセスメントセンター」では、人身売買から救助された少女たちのトラウマに対する対処として6~8週間の集中プログラムを実施しています。